二〇二四年 立夏(2024-0505)

最高のエンタメ

GWの「こどもの日」を持って、二十四節気は立夏となり、つまるところ、夏になった。GW前は雨が少し降っていたけど、この記事を書いている今日は快晴だ。同時に、高校卓球界のGWと言えば関東予選の試合で、僕のGWは全て卓球に置き換わる。

卓球に限った話ではないが、試合観戦というものは、ドーパミンがドバドバ出る。卓球の場合、1点取れるか取れないかの不確実性の高いイベントが1試合につき大体80回はある(11点制だから)。そして最終的に勝つにしても負けるにしても、その煽りが一気に快楽に変わる。

現段階では、教え子のダブルスと団体でひとまず上位に進出できて、その場に僕は居たわけだけど、やはりドーパミンがドバドバだった。「このために俺は指導している」という先生方が多いのもよくわかる。

そしてこれはおそらく、スポーツビジネスに限らずエンタメビジネス全体で言えることだ。なぜ僕が試合観戦でドーパミンがドバドバなのかと言えば、それは僕が実際に指導しているからで、つまり距離感が極めて近い。エンタメビジネスのヒントは、ここに眠っている気がする。スポーツベッティングなんかも「試合の自分ごと化」ってことなんだと思う。

アウトドア

4月27日、友人と一緒に高尾山に登った。その中でカメラを持って写真をパシャパシャと撮影した。

まだ文明というものが存在しない狩猟民族の時代では、街というものは存在するわけもなく、ほとんどのホモ・サピエンスは自然の中で生きていたわけだ。今となってはコンクリートの中で生きる人々がほとんどだが、実のところ、日本の森林面積率は68.2%で世界2位である。一方で、残りの約30%の面積に日本人約1億人が居住していて、これはどう考えてもバランスが悪い。

僕は2022年11月に八重山諸島をアイランドポッピングしたのだけど、そこに、スーツを来て忙しそうにするビジネスマンは1人もいなかった。品川駅の社畜ロードを見ていて思うが「自然=リラックス」というより「コンクリート=ストレス」なのだと思う。だから僕たちは、自然とコンクリートのバランスを取る必要がある。

「都会住みには無理だ!」と思うかもしれないが、そんなことはない。東京にも神奈川にも埼玉にも千葉にも、都市部から1時間ほど離れれば、素晴らしい自然がある。

人間として「普通」であるためにも、定期的に自然にアクセスする必要がある。そのための手段がアウトドアだ。

そんなこともあって、そろそろキャンプ用品を購入しようと思う。僕の人間関係の大半はコンクリートの中にあるから、キャンプ用具一式持って自然の中に飛び込めば、それだけで『ウォールデン 森の生活』のような孤独な生活ができるに違いない。そのときは、iPadに本とアニメをたくさんダウンロードしようと思う。

スタンディングデスク

音声入力の登場で、歩きながら執筆できるようになったことで、ワークスタイルの変化が求められている。もう「スタバでMacBook」は10年前の古習であり、イノベーターと呼ばれている人たちは、既に新しいワークスタイルを確立している。この流れに気づけるかどうかは、ビジネスマンとして活動する上で非常に重要なことになると思う。

さて。僕はワークスタイルの変化にあたって、コワーキングスペースを解約し、同時にエニタイムも解約した。それまでの僕にとって運動は「筋トレ」だったが、様々な理由で、ランニングを習慣化することにした。これが実に気持ちいい。

んで、執筆の仕事の際は、気分にもよるが、基本的には歩きながらやろうと思う。

とはいえ、執筆以外にも編集・入稿・映像・Webサイト運営・音楽制作などの業務があるわけで、これは流石に「歩きながら」ではできない。そこで僕はスタンディングデスクを自室に導入することにした。

デスクワーク中心の生活かつ高身長の僕の困り事は肩こりで、たまに、肩こりで仕事に集中できないことがある。これを改善するために最適なのがスタンディングデスクだ。何と言っても、椅子に座ることがないので、身体に負担がかからない。