二〇二五年 春分(2025-0320)

2025年3月20日、今日は卓球のオープン戦があり、会場に向かうまでの電車の中で、この文章を執筆している。

先日、出身大学の部活の卒業生送別会兼新入生歓迎会があった。今となっては僕も社会人の一員であり、OBでもあるわけで、そうなると利害関係なしに、ただただ母校を応援できる立場にある。今年の新入生は神奈川県出身の選手が多く、これまで敵だった選手が、後輩になるというのは、少し不思議な感覚だが、頼もしいところもある。

これまた先日、高校のOBが「母校の応援は見返りを求めない愛だねぇ」と言った。たしかに、その通りだと思う。

環境保護に貢献する企業のネットワークで「1% for the Planet」というNPOがある。これは全世界売上高を環境保護団体に寄付する同盟で、パタゴニアやシチズン、ユナイテッドアローズなどが参加している。

この取り組みは、奉仕の精神を育むと共に、社会貢献に寄与するし、ブランディングにも繋がる。

もちろん、これは環境保護に限った話ではなく、さまざまな領域に寄付していいと思う。

僕の場合で言えば、それは「卓球」なのかもしれない。売上高の1%ということは、僕らみたいな個人の場合だと収入の1%を寄付すればいいだろう。年収400万円なら年4万円だ。高校と大学にそれぞれ2万円ずつ寄付すればいい。

もう既に僕にとって「卓球」は「奉仕」のようなものだ。たくさんのことを「卓球」から学び、今も「卓球」から学ぶことは多いが、だからこそ「卓球」に奉仕する必要がある。今、高校生たちを教えているのも、言っちゃえば「奉仕」だ。

そんなことを考えながら、僕は「達成感」という名の見返りを求めて試合会場へと向かう。まだまだ修行が足りてないな。