『なぜか、仕事がうまくいく人の習慣』を読んでみた。
本書は、能率向上プログラム(PEP)の考案者ケリー・グリーソンの書籍で、どのようにすれば生産性が向上するかが述べられている。
が、答えはシンプルで「すぐやる」というもの。何かタスクを抱えたら、すぐに取り掛かる。これだけだ。
タスクを抱えた際に、優先順位もつけない。可能な限りすぐやる。その場でやるのが難しい場合は、カレンダーを開いて予定をブロックする。こうして、頭の中からモヤモヤを取り除いていく。
また、ゴールはハッキリさせた方がよく、そうした方が自分のやるべきことが見える。できれば、目標は文章にする。
ほかにも、自分の仕事に取り入れたいと思ったのは以下の通り。
- 常に整理整頓する
- 出張から戻ったら、出張で生じたタスクを全て片付けるために時間を確保する
- 仕事を任せるときは、可能な限り指示を具体化し、マイクロマネジメントするといい。また、常に忙しそうにしている人に頼むのがおすすめ
さいごに、普段はこの手の「生産性向上」という感じの本は読まないのだが、本書は「生産性向上」の古典になりつつあって、実際に刊行年は2001年である。ということで試しに読んでみたら、やっぱり良くて、実際に本書を読んでからタスクの消化スピードが明らかに上がった。