山本智也の『外注化/仕組み化の業務効率UPの教科書』と『外注革命』を読んでみた。
この2つの書籍は、外注についてまとめられた本だ。
実は意外にも、外注に特化した書籍はほとんどない。これだけ人材が流動化している現代社会で「外注」は必須スキルと言っても過言ではないが、まだ外注は体系化されていない。そう考えれば、この2つの書籍にはそれなりに価値がある。
本書ではクラウドソーシングを使った外注を駆使することを推奨している。そして有り体に言えば「中抜きビジネスをしろ」と言っている。
中抜きビジネスと言うと悪いイメージしかないが、実はそんなことはない。「作業」を外注し、戦略やマーケティングのような大事なところを自社で手掛ける企業は、相当数いる。そちらの方が効率がいい。事実、Appleだって製造は完全外注している。
案件を横流しにするのは良くないが、営業、戦略、マーケティングのような部分で付加価値を生み出しているのであれば、それは立派なビジネスだ。
また、この2つの書籍で印象的だったのが「クラウドディレクター」という職種である。これは外注人材を駆使してプロジェクトを進められる職種のことで、クラウドディレクターが1人いれば、事実上、数十人規模の労働力を手にすることができる。
ということで、本書に感銘を受けた僕は、早速クラウドディレクターを目指して、新しく事業を立ち上げることにした。地域密着型のWeb制作会社だ。ただWebサイトを制作するだけでなく、SEO、SNS運用、MEOなどのWebマーケティング施策を全て請け負う。
外注人材を駆使すれば、すぐにでもビジネスを加速させることができる。外注必須な現代社会で必須の書籍かもしれない。書籍のパッケージや文章が、若干マーケティング臭いのが唯一の欠点だが。