四角大輔の『超ミニマル主義』を読んでみた。
最近、紙の家計簿を取るようにしていて、可能な限りライフスタイルをシンプルなものにしたいと考えている。その中で四角大輔の本書の存在を思い出して、読んでみることにした。
本書を読んで、僕はすぐさまに断捨離を実行。元々、モノが少ない部屋だったけれど、さらに少なくなった(ゴミ袋2袋分処分)。
それに、こういうミニマリスト的な本を読んでいると、なんだか原点に戻ったような気がする。
僕はフリーランスのライターをやらせてもらっているが、当初は最低限の収入を最低限の時間で稼ぐ生活を送っていた。おかげさまで、午前中に仕事が終わることがほとんどで、残りの時間をアニメ鑑賞や読書に費やしていた。しかし現在は、色々なことに手を出してしまっているが故に、午前中に仕事が終わることなんてほとんど無くなってしまっていた。
本書では、「火・水・木・金」の午前中でソロワークを完結させることを理想としている。僕としても、午前中でソロワークを終わらせて、午後に諸々の業務をこなしたいのが本音だ。
僕は休日・平日関係なく働けるし、休むこともできる。だが、高校のコーチをやったり、サラリーマンの友人と遊んだりする以上、必然的に平日で業務をこなさなければならない。事実、11月の休日は全てプライベートの予定で埋まっていた。
だから、1週間全体の生活リズムを考え直さなければならない。本書を読んで、それに気づいた。太陽の動きを元にした「1日」や、月の動きを元にした「1ヶ月」とは異なり、「1週間」は旧約聖書がベースになっていることから、自然の動きに反したサイクルである。でも、社会で生きていく以上、「1週間」をベースにスケジュールを組んでいく必要があるのだ。残念ながら。