ひとりスプリントの結果
2024年1月15日から20日まで、ひとりスプリントを実施した。スプリントは、Googleが開発した仕事術で、一定期間の間、一つの業務に集中的に取り組むことで、超スピードで試作品を完成させるというものである。これは様々な仕事で応用できて、当然、執筆活動でも使える。
僕は2024年1月15日(月)から20日(金)まで、リテールメディアに関する本を執筆することに。始めの2日間は取材・調査活動に集中し、残りの3日間は執筆活動に費やした。
結果としては、5日間で本を1冊執筆することはできなかった。ただし、執筆はほとんど完成していて、あとは校正するだけで、出版できそうである。また、始めの2日間を取材・調査に充てていたことを考えると、本当に執筆だけであれば、5日間のスプリントで終わりそうな感じがある。
ということで、5日間に渡るひとりスプリントは、それなりに効果のある仕事術であることがわかる。今後は、1ヶ月に最低でも1回はひとりスプリントを実施したい。2月は、音楽制作でひとりスプリントをやってしまおうと思う。
ビリー・ジョエル
2024年1月24日、ビリー・ジョエルのライブ(東京ドーム)に行ってきた。これは、人生初めてのライブソロ参加になる。
チケット代は基本的に22,000円ということで中々高いのだけれど、それも納得。ビリー・ジョエルという世界的なアーティストによる、もしかしたら本当に最後かもしれない来日公演なのだ。しかもなんと一夜限り。
実際に参加してみるとわかるが、これまで僕が参加してきたライブの中でも、圧倒的に音がいい。音響システムが進化しているのも大きいと思うが、おそらくビリー・ジョエルのライブチームに参加しているエンジニアの腕が相当なのだと思う。そして当たり前だが、ビリー・ジョエル含めたチームの演奏テクニックが尋常じゃない。ライブに特化しているアーティストということもあって、パフォーマンスもヤバい。
ビリー・ジョエルと言えば、僕は『Piano man』が好きなのだけれど、今回のライブに参加して、ビリー・ジョエルが最高にロックな人間だったことを理解した。アンコールから始まった5曲は全てロック曲で、会場が最高に盛り上がっていた。
一つ気になったのが、あまりにもスマホ撮影する人が多いということ。「スマホ撮影しながら音楽を身体で楽しめるわけないじゃん!」というのが僕の持論なのだけれど、現代人の音楽文化は、基本的に「イヤホンで音楽を聴きながらスマホをイジる」であり、身体で音楽を楽しむという発想が欠けている人が多い。『Piano man』恒例のラストサビ大合唱は、もっとやれたんじゃないかなぁという感じだ。