カル・ニューポートの『超没入: メールやチャットに邪魔されない、働き方の正解』を読んでみた。
本書ではメールやチャットを「注意散漫の集合精神」と読んでいて、この”注意散漫の集合精神”から距離を取るべきだと説いている。正確に言えば、”ディープワーク”と”注意散漫の集合精神”の切り替え回数を可能な限り少なくすべきだとしている。
これには僕も激しく同意で、仕事にどんどん没入するためには、気を紛らわせる要因を徹底的に排除すべきだと感じる。そのために、メールやチャットとの向き合い方を考えなければならない。
僕が具体的に取り組みたいと思ったのは、注意散漫の集合精神にアクセスする時間やタイミングをあらかじめ定めておくことだ。僕の生活リズムの基本は「午前=仕事:午後=遊び」なので、この境目である昼頃に、注意散漫の集合精神にアクセスしようと思う。
逆に言うと、それ以外の時間にメールやチャットを利用するのは可能な限り避ける。SNSやウェブも避ける。残りの時間の全てを仕事と遊びに集中させ、超没入していく。
僕はあいにくフリーランスの身なので、メールの受信回数はかなり少なくなっている。仕事とプライベートをあわせても1日20通ぐらいだろうか。でも、もっと少なくしていきたい。いつの間にか登録されているニュースレターもどんどん配信解除して、SNSからも距離を取るようにして、注意散漫の集合精神にアクセスする機会をどんどん少なくしていきたいと思う。