二〇二四年 処暑(2024-0823)

これがサラリーマン?

国立天文台によれば、2024年の処暑は8月22日であるから、この記事はちゃっかり1日遅れているということになる。

そもそもこの24Reportsは、二十四節気にあわせて日々の生活を振り返るためのものだ。1日ぐらい遅れても特に問題はない。が、自分でルールを決めてしまった以上、こうして1日遅れるのは、ちょっと気持ち悪い。

しかし、これは僕の毎日が忙しくなっていることの現れだと思う。

7月下旬より、渋谷区にある「とある企業」で業務委託で働かせてもらうことになり、僕の仕事は①業務委託、②自営業のライター、③母校の卓球部のコーチの3つになった。

業務委託の仕事は、リモートもあれば現地に赴く必要性もあるので、この仕事を基本的には優先順位を高く設定している。

逆に、ライターの仕事は場所も時間も問わないので、優先順位は低い。が、納期はあるので、全て移動時間中に執筆するようになった。もちろん、この文章も出勤中に書いている文章だ。

また、母校の卓球部のコーチについては、その時々の試合のタイミングで引率したり練習参加したりという感じである。

それに加えて、家族のイベントや友人との約束、僕自身の趣味があり、さらには今冬から映像作品の制作にも乗り掛かりたいと考えていて、それに伴う形で英語の勉強もしなければならない。

言わば、今の僕のライフスタイルは、成長意欲が著しい新人サラリーマンみたいなものである。

ミニマリズムに目覚めそう

こうして忙しい日々を送ると、そもそも「なんで働かないといけないんだろう?」と思うようになる。ご

飯を食べていくため? 家族を養うため? 名声か欲しいから?

少なくとも、飯を食べていくだけでいいのなら、フルタイムで働く必要はないのではないだろうか。大体15万円ぐらいあれば、最低限の生活はできるし、ここからさらに切り詰めれば10万円でも何とかなりそうだ。

そして「切り詰める」ためには、徹底的にコストを削減する必要がある。言わば節約だ。

最近、僕は紙のノートに家計簿をつけるようになって、これは自分で言うのもなんだが僕らしくない。でも、時間を切り売りしている現状は「Life is money」なので、お金を管理することは時間を管理することに直結する。

まだ、家計簿をつけて数日だが、どうやら僕は交通費含めて毎日3,000円以上は出費しているらしく、これは割と高い方だろう。これを1日2,000円以内に抑えれば、何となく活路が見えてくる気がする。

それと同時に、モノを断捨離していこうと思う。

移動時間に仕事して、食事もする

今の僕のライフスタイルを振り返ってみると、ランチは基本的に移動中に摂取している。移動中というのは、どこか店舗に入ったりテイクアウトしたりするのではなく、普通に歩きながら食べている。

また、文章の仕事も基本的には移動中に執筆していて、特に家から最寄り駅までの1.5kmほどの徒歩移動が勝負だ。ここでしっかり執筆できれば、そのペースで電車の移動中にも文章を書ける。

音声入力を活用し始めた当初、その物珍しさから積極的に「ながら執筆」に取り組んでいた。だが今となっては「ながら執筆」も当たり前になっているから、よく「今日は普通に歩きたいなぁ」ということがよくある。

ここで理性を働かせるためには、どうやら睡眠時間を確保する必要がありそうなことがわかった。最低6時間寝れれば、「普通に歩きたい」という誘惑に負けずに「ながら執筆」できる。

あと、僕の課題は退勤時に「ながら執筆」できないことにある。田園都市線の夕方の通勤ラッシュがエグいこともあるけど、何よりも仕事が終わってからのタイミングなので、集中力が低い。この時間を「執筆」にフル活用できれば、かなり違うように思うのだけど、これは鍛錬が必要なのだろうか?