※1日遅れ
近況
この2週間は、一応新年シーズンということになるけれど、新年会はお断りして、ひたすら実家近辺で仕事したりアニメを見たり本を読んだりしていた。
最近はリテールメディアの行く末に興味があり、しかしリテールメディアについて解説されている本は割と少数で「個人によるリテールメディア」になるともはや書籍が存在しないことから、だったら自分で書いてみようと思った次第である。この文章を書いている今日も、個人発のリテールメディアである店舗をいくつか回る予定だ。
それと、VPAを使ってイギリスのNetflixからジブリ作品を視聴している最中で、今月中にジブリの長編アニメ映画は全て鑑賞したいと思っている。「ジブリ作品を全部見た」っていう人は、意外と少ないんじゃないかなぁと思う。これと同じようなものは、たくさんあるだろう。「全部見る」とか「全部読む」とかから得られる体験は、想像以上に大きいんじゃないかなぁと思う。
地球村
マーシャル・マクルーハンが提示した”地球村”は、電子的なマスメディアによって、時間と空間の境界が取り除かれ、地球全土がまるで1つの村になったように、地球規模で誰もが対話できる状態を指している。SNSが成熟した現代社会はまさに地球村で、村のことなら大体わかる田舎町の村民のように、世界中の人がありとあらゆるゴシップ情報を簡単に手に入れられる時代になっている。
ここ最近は大手芸能事務所の大物有名人が、とある週刊誌のゴシップに翻弄されている真っ最中で、それに伴い世間も大騒ぎだ。これも地球村ならではの現象だと言える。
地球村と化した現代社会において厄介なのは、ルサンチマンの存在である。この世界の大多数の人々がルサンチマンなのは間違いなく、それでいてSNSは、ルサンチマンの憎悪心が凝縮された空間と化している。そう考えると、SNSのフォロワーが多い状態というのは、ルサンチマンの鬱憤が溜まっている状態だと解釈可能だ。実際、日本一のTwitterフォロワー数を抱える某大物有名人の件は「ルサンチマンの鬱憤が爆発した」と解釈できるのではないだろうか。
となると、いわゆるSNSのフォロワー数というのは、これからは全くアテにならない数字になるのではないだろうか。SNSを利用している人の80%がルサンチマンだとして、1万人のフォロワーを抱えているということは、約8,000人のルサンチマンがインフルエンサーを監視するのだから、見方によっては、全く楽しくないのである。
イヤホン
12月前半にAirPod Proを紛失してから、僕はまだイヤホンを購入しておらず、有線のモニターヘッドホンであるMDR-7506でなんとか頑張っている最中である。でも流石にコード長2メートル(しかもカールコード)あるMDR-7506は移動時間の利用が厳しい。
しかも、よくよく考えてみると「Web会議でマイク付きイヤホンが必要じゃん!」というわけであって、このままだとWeb会議とか、イヤホンを使って電話することができない。これは中々に不便だ。
そこでイヤホンの購入を検討しているのだが、AirPods Proは割高な上に、最近はヘッドホンの利用率が増えているので「たまに使うイヤホンのために4万弱はなぁ……」という感じに陥っている。それにワイヤレスイヤホンは遅延が生じてしまうので、音楽制作には向かない。それで現在候補に上がっているのが、1万円台の有線のモニターイヤホンだ。
今、僕の持ち物はどんどんクリエイティブに向かっているのではないかと思う。その典型例がイヤホンで、僕はイヤホンを「音楽を聴くためのツール」だけでなく「音楽を作るためのツール」としても見ている。iPhoneのホーム画面だって、ソシャゲやSNSはほとんど入っておらず、WordPress、Lightroom、Ableton Liveが目立つ。
僕はクリエイティブに、どんどん向かっていけているのだ。